晴れただけで,とてもうれしくなってしまうのは
単純すぎるでしょうか。
でも,今日はあたたかい日差しを浴びて幸せ気分です。
ペットボトルを切って作った鉢に,二十日大根たちの芽が
でて2週間あまり。
あったかい暖房の効いた部屋で芽を出したので,
あっというまにひょろひょろになってしまいました。
お日様が足りなくて,窓のほうを向いたまま,ひょろひょろ。
その二十日大根たちにも,今日は日差しをあげられました。
晴れた日には,外に出してあげられる気温が続きそうです。
高校退学者がふえているという話をまたよく聞くように
なりました。
80年代から,そんな話はあったのです。
でも,中退したあとの納まりどころが,当時はあったのか,
いじめ問題のほうが大々的にとりあげられていたからか,
今ほど深刻げではなかった気がします。
経済的な理由で高校に通い続けられない生徒達。
バイトをして学費を自分で稼いで疲れ果てている生徒。
母子家庭・父子家庭で高校に通う環境が整わない生徒達。
家族の中が経済的問題でギクシャクして,生徒が不安定になって
しまって,学校が続かなくなる場合。
公立学校は,本来こういうときに力を発揮して,
生徒達に平等な学習環境を作り出してあげるところだった
はずなのに・・・と思います。
大阪府の橋本知事が,生徒たちに向かって
「自己責任でやっていかなければならない時代なんだ」
といっていたのには,びっくりしました。
生徒にそういうことばを浴びせるとは。
今日のニュースでは「ハウジングプアー」ということばが
でてきました。
「ニュープアー」にしても「ネットカフェ難民」にしても,
ネーミングのすばやいこと。
名前をつければわかった・知った気になってしまうという
そういう気分を利用しようとでも思っているのか知らん?
こんな時だから,ものごとゆっくり考えたいものです。
戦前の,2・26事件のあたりのことから,もう一回勉強したく
なっています。
世界大恐慌といわれた時期の経済と社会の関係も。
少しづつ。