今日は暖かかったですねぇ。
まだ日差しはのこっているので,過去形では
ないのですが。
気づいたら,もうユリノキの花が満開になっていました。
去年から花の存在に気づいたばかり。
その去年よりももっと花が下のほうまで咲いています。
ユリノキの危機感の現れだとすると,困ったなぁ・・・
映画「おくりびと」の原作だといわれている『納棺夫日記』。
図書館の順番が回ってきて,やっと読み終えました。
本屋では,文庫版だったものを単行本にして売り始めました。
「納棺夫」ということばはもともとは,なかったそうですね。
この本を書いた青木さんが,とりあえず名乗ったところから
できてしまったことばのようです。
この本を読んでいると,後半は宗教のことばかりで,
「死」とはなにか,そんなことにどうしても突き当たります。
青木さんはこの職についてから,宗教関係の本を
かたっぱしからよんだようです。
最近,わたしも最後は宗教の本に行き着くのかなぁなんて
感じがしていたので,なおさら興味が持てました。
でも,いまはまだ「死」の前の「老い」のことを考えておきたい
と思ってもいます。
まだ「老い」を考える歳ではないといわれそうですが,
数百年前までの寿命を考えれば,もう死んでもおかしくない
年齢なのですから,「老い」を考えるには十分です。
できなくなったことをそのまま受け入れることの難しさ。
まずはここから出発です。