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日常じゃあにい みたいな・・・

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ニンニン問題って?

雪がまた降る,そんな寒い1日でした。
頭痛は今日に限って鎮痛剤が効いたので,
いまはなんとかOKです。

でも,痛みはからだの大事なサインなので,
痛みとつき合う,痛みと会話するというような
プロセスをなくしてはだめなようです。

からだの痛みも緊張も,わけあってのことです。
理由を聴いてあげなくては。

NHKの「クローズアップ現代」で,「認認問題」を
とりあげていました。
実は,はじめて聞いたことばです。

年を重ねた夫婦がお互い認知症になってしまい,
介護に支障をきたす,最悪相手を殺してしまうという
そんな話でした。

ここ数週間,偶然認知症に関わっている三好さんの本を
追いかけていたので,なんだか複雑な気分になって
しまいました。

自分が介護する立場にたつことを前提に読んでいましたが,
(まぁ,いまの仕事に役立つとは思ったこともあります)
お互いに知らず知らずの間に,認知症になったら,
あとは「世間」のネットワークの力,あるいは知人の力
なくしてはどうにもなりません。

近隣の関係作り,これはまた大変なことで・・・
ホームドクターという整ったしくみもまだ日本には
ありませんし。

いまから個人的に準備することでもなさそうですが,
頭のすみっこにはいれておこうかなと思います。
# by DAURAND | 2009-03-03 21:50 | ちょっと世間のことを

天気はよかったのに・・・

少しばかりまいっています。
実はかなりかも。

頭痛もちのわたしは,この2年くらいでだいぶ頭痛が減ったのですが,
昨日からの頭痛はちょっときびしいのです。

偏頭痛と緊張性頭痛のまじったもの。
ホルモンの関係,疲れ,気づかないからだの緊張がひきがね。
でも,どうすればいいかはまだまだよくわからないのです。
鎮痛薬はなるべく使いたくないし。

ということで,ここまでにしておきます。
# by DAURAND | 2009-03-02 17:50 | からだや心の天気

ジカに感じる。

2月も今日で終わり。
急に寒くなったので,気分では春が遠のいたような気分もしますが,
暦は着実に,春がやってくるのを教えてくれます。
今日は沈丁花の香りもしました。

ある人から板橋興宗というお坊さん(真言宗だったかしらん)の
話がおもしろいと聞いて,それからずっとチェックをいれていました。
禅の修業をまじめにやっているお坊さんです。

その人が新しく出した本で『ありがとさん』というのがあります。
いままでなかなか納得のいかなかったことが,ちょっと
わかりやすく書かれています。

いくつかなるほどと思ったところがあるのですが,ひとつだけ
ご紹介します。

>    この瞬間は二度と繰り返せない

> たとえば,私は特別な事情がない限り,エスカレーターには
>乗りません。一足一足,歩いて階段を上ります。
> そのとき足の筋肉が感じる直接の刺激の一歩一歩,
>その「出合い」こそが,いま生きている事実なのです。それを
>ジカに感じ取っているのです。
>これを仏の教用語では「因縁」ともいいます。

息をすることが大事だともいうこの板橋さんのわかりやすさ。
日常の繰り返しを,「出合い」を含みながら,淡々とすること。
板橋さんの本を読んでいたら,なんだかちょっと,
わたしにもできそうな気がしてきました。
何を?

さて,なんでしょう?
# by DAURAND | 2009-02-28 19:52 | 本を読んだり・・・

エスカレーターを駆け上る。

このブログをはじめて1週間がたちました。
今日は疲れているので,書き込みはやめようと思ったのですが,
つい書いてしまいます。

駅でのエスカレーターのこと。

朝はみんなが急いでいるので,右側も左側もどっちも
歩いて昇っていく人がたくさんいます。

わたしはそんな人たちの身軽さに,ため息。
あぁ,わたしもあんなにさっさと階段を昇れるようになれたらなぁ・・・
とってもうらやましいのです。

第一にわたしがふとっちょだから,さっさと昇れない,
これが一番のネック。
もうひとつは,からだを壊して休んでいた時期が長かったので,
体力がとっても落ちてしまっていること。

きっとエスカレーターでも階段でもさっさと昇れるようになったら,
精神状態も変わるだろうなと思います。

無理はしないで,少し昇れるといいなぁ・・・
なんて今日は思った次第です。

NHKのクローズアップ現代で今日取り上げていた問題。
『悼む人』『おくりびと』のような死を扱ったものが,なぜ
いま受けているのかという問題。
これはわたしもいろいろ考えていて・・・
なにかまとまったら書きたいと思います。
# by DAURAND | 2009-02-26 22:44 | からだや心の天気

あたらしい『メメント・モリ』

文章を書くと,あんがい簡単なところで迷ってしまう。

たとえば「です・ます」調ではいかないところなど。
書きたい内容によって,どうしても「です・ます」にならない
ものがある。
もしかしたら,わたしの文章の限界かもしれないけれど。

藤原新也の『メメント・モリ』が新しくなって出版された。
『メメント・モリ』といえば,
「人間は犬に食われるほど自由だ」という文章とその写真だ。
死体を犬が噛み千切っている。
これには圧倒された。
「自由」か・・・と。

この本は写真が中心で言葉によるメッセージは
ほとんどついていなかった。
今回は写真につけた文章(コピー)が増えている。

個人的には前のほうが好きだ。
でも,いまどうしても伝えなければという気持ちを感じるから,
なんともいえない。

どうして,こんなに通じない世の中になってきたんだろう。
言葉もリアルでなくなってきた。
でも,今必要なのはたぶん言葉だ。

通じる言葉をさがしたい。

(追記)
イラクで人質にされた人達の中のひとり。
高遠さんが,どこかで講演した話の中にあったこと。

今,イラクでは死体がまだまだたくさん放置されていて,
犬がその死体をエサにしているという。

ガンジス川のほとりで犬に食べられる死体の自由。
イラクの場合は?
# by DAURAND | 2009-02-25 20:07 | 本を読んだり・・・