今日の夕方,日も落ちる頃,虹を見たんです。
ずいぶんかけてはいましたが,正真正銘の虹。
なんだかうれしくなってしまいました。
太陽が沈みゆく弱い光の中で,虹を見るのは
もしかしたら初めてかもしれません。
雨は嫌いだけれど,雨の後に残してくれる様々な
光景は大好き。
雨粒で輝いている葉っぱはとってもきれいだし,
水たまりも空や木やらをきらきら映し出しているし。
コケがずいぶんついているな,と気づいた木を
見上げたら,それは枯れた木でした。
去年までがんばって葉っぱをつけていたケヤキ。
この木はどう処分されるのかしらん・・・
雨のあとは色がはっきり見えるから,ふだん見えなかった
ものが,あんがい見えてきます。
今日は今年一番でヒルガオがさいているのをみつけたし,
ドクダミのつぼみやエゴノキのつぼみも見ました。
いつのまにか,ボケやあせびの花は見えなくなって
しまったけれど,桐の薄紫の花はまだ咲いています。
家の外には,新鮮な毎日があるんですね。
視覚だけでなく,聴覚や嗅覚でもっと季節を味わいたい
ものです。